- 2009-08-28 (金)
- ガーデニングにおける土作り
植物を花壇で健康に、美しく育てるためにはそれに適した良い土を作ることが大切です。
殆どの植物は排水の悪い状態を嫌います。
ですので、ある程度水はけが良くなければなりませんが、かといって排水性が良くなりすぎると土が乾き、吸収する水分が少なくなってしまいます。
ある程度の保水性も必要だということになります。
そのほかにも、
・酸素を供給するための通気性
・土の養分を蓄える保肥性
も重要な要素です。
こういった土は握るとやわらかく、弾力のある土なのです。
土壌の中で養分を作り出すミミズなどが住める土が作れればベストとえいるでしょう。
花壇を作る際には、
・30cmほど掘り起こし、ごみや石などを取り除きます
・その後堆肥や腐葉土などをまき
・土とよく混ぜて1週間ほどなじませますが、乾燥しないよう適度に水分を与えてください。
一通り混ぜたら土のpHをチェックします。
日本の主な土壌は強酸性であることが多いので、その場合は石灰を混ぜ、植物の栽培に適した弱酸性から中性の土壌に調整してやります。
まきすぎでアルカリ性になった場合は、ピートモスなど、酸性の強い土を混ぜて中和してください。
既に花壇があり、土を再利用する場合、これまでの作業のほかに、る害虫の対策を徹底して行う必要があります。
プランターなどの土であれば、夏に日光消毒すれば十分です。
広い花壇の場合、害虫に負けない野菜を作るための土壌の改良に加え、冬場に土を掘り起こして害虫を外気に晒して死滅させる方法をとります。
これらの方法が取れなかったり、どうしても駆除できなければ薬を使うことになります。
土作りは重労働ですが、がんばればその成果として、植物が健康に育ってくれます。
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