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庭木の剪定とは

土作り・肥料やり面倒くさいこと抜きでおいしい野菜が簡単にできた!


植物というものは、何もしないで長い間育てていると、庭木ではなくても枝や茎が乱雑に伸びて、見た目にも綺麗ではなくなってきます。
そのよい例をお見せします。

剪定しないまま放っておいて天井まで伸びたベンジャミンの鉢植え

この天井に届く木は何だと思いますか?
じつは、これベンジャミンの鉢植えだったです。
この部屋に越してきたお祝いに、義母に頂いたもので、最初は高さ1m弱で、ベンジャミンらしく丸く綺麗に剪定されていました。
そのまま放っておいたら、ところどころから枝が上に向かって伸び始め、その時点で切っていけばよかったのですが、「切るのはかわいそう」という妻の言葉と、「伸ばしたらどうなるのか」という私の好奇心で伸び放題にして数年経った姿がこれです。
もはや、これを見てベンジャミンだと分かる人はいないでしょう。
ただ、嫌かというと、部屋のシンボルツリーとしては中々よいのではないかと気に入っています。
まあ、部屋の中だからよしとしていますが、これが庭に植えてあって、枝が道路にはみ出してしまったら、視界を妨げ、通行の邪魔になってしまうのは確実ですね。
さらに、もし、このように伸び放題に伸びた木が庭にあったとすると、広い庭のある家ならともかく、限られたスペースでガーデニングを楽しむしかない私にとっては、美しい庭を保つために庭木の剪定は重要になってくるでしょう。
しかし、樹木というのはそれぞれ実をつけるものや、枝振りを楽しむものなど様々ですから、その庭木の種類によって選定する時期が変わってくることに注意が必要です。
たとえば実のなる木の場合、剪定は実が落ちた後に行うようにする、落葉樹や常緑樹はそれぞれ冬季、3月以降、と剪定時期が違ってきますので、どの木の剪定をいつ行うか、十分理解しておかなければなりません。
剪定には例外もあるようです。
一例として、桜は切り口が治りにくいので、よほどの場合を除いて剪定をしないほうが良いようです。
更に、剪定には

・間引き剪定
枝が込みすぎている部分を剪定し通気性、日当たりをよくする。
・切り戻し剪定
伸びすぎた枝を芽の部分で切り落とし、外観を良くするとともに枝自体も強くする。
・整姿剪定
枝を刈り込んで樹形を整える。

という風に目的に応じた剪定の方法があります。
剪定のための道具としては、主に剪定鋏(剪定バサミ)を用います。
場合によっては、高いところにある枝を切るための高枝切鋏や太い枝をきるための剪定鋸も、必要に応じて使い分けなければならないでしょう。
万が一、剪定鋏の切れ味が悪く、剪定箇所の切り口が悪いと芽の出方や花の咲き方にも影響するほか、病気や害虫におかされたり木が枯れてしまうこともあります。
このような悪影響を避けるためにも、剪定鋏は剪定作業に欠かせないものなので、できるだけよく切れるものを用意した方がよいです。
こうしてみてくると、ひとくちに「庭木の剪定」といっても、手間がかかりますが、美しい庭を維持するためにも、しっかりとした剪定を行うようにしたいものです。

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