- 2009-09-16 (水)
- ガーデニングにおける土作り
土作りに使われる石灰には、
等があります。
これらは土壌が強酸性の場合に、一般的に植物の栽培に適しているといわれる、弱酸性から中性に中和するために用います。
このほかに、カルシウムが不足した土壌に消石灰をまいてカルシウムを、マグネシウムが不足した場合に苦土石灰をまいてマグネシウムを補ってやる場合もあります。
この石灰をどのくらい施せばいいのかについては、本や袋などにおおよその目安の量が書かれていますが、土壌の様子がどこでも、いつも一緒というわけではないので、こまめに土壌をチェックして石灰をまくかどうかを見極めるのが一番よいでしょう。
この土壌チェックを怠って、むやみに石灰をまくと栽培に適さないアルカリ性の土壌になってしまう上、土が固くなってしまいます。
土壌のpHをチェックする場合、土2:水5で攪拌したものに土壌酸度計(テスター)をあてるか、あるいは少し湿らせた土にそのまま差し込むタイプの土壌酸度計(テスター)もあるのでそちらを使う方法もあります。
土壌のpHを調整する場合は、強アルカリの無機石灰を利用するといいでしょう。
土壌のpHのチェックができない場合、牡蠣殻石灰や貝化石といった効果が緩やかな有機石灰を使うとアルカリに傾くことも少ないです。
有機石灰は、消石灰に比べ他の養分も含まれているので、不足したカルシウムを補う場合に土壌にもやさしいと思います。
有機石灰と無機石灰のどちらの石灰にもメリットとデメリットがあるので、状況にあったものを効果的に利用するようにします。
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