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2010年03月 アーカイブ

2010年03月09日

化学肥料の種類と使い方

土作り・肥料やり面倒くさいこと抜きでおいしい野菜が簡単にできた!


化学肥料というのは、化学的に合成された無機肥料のことで、化学肥料で肥料の3要素の1つしか含まないものを単肥(有機、無機に関係なく、1種類の肥料という意味で単肥ということもあります)、単肥を混合して、肥料の3要素のうち2種類以上を含むようにしたものを複合肥料といいます。
似たような名称の化成肥料というのは、複数の単肥に化学的操作を加え、肥料の3要素のうち2種類以上を含むようにしたもののことです。
化成肥料は、次の2種類に分類されます。

・高度化成
化成肥料のうち、窒素、リン酸、カリの3要素の合計が30%以上のもの。
.低度(普通)化成肥料
高度化成以外のもの。

更に化学肥料は液体のものと固体のものという風に分類することもできます。
固体の化学肥料には、粒状のものと粉状のものがありますが、粒状のものが多いです。
また、化学肥料の多くは即効性のものですが、比較的水に溶けにくいく溶性の肥料や、周囲を樹脂などでコーティングして溶けにくくした被覆肥料など、緩効性の肥料もあります。
化学肥料は含まれる成分の計算がしやすく、養分が均質のためまきやすいというメリットがあります。
液体肥料の場合は、即効性が特に強く、すぐに養分を必要としている場合に効果的です。
その分、肥料がすぐ流れてしまうため、繰り返し肥料をまくか緩効性の肥料を同時にに施してやるとよいと思います。
化学肥料は扱いやすく、含まれる成分の濃度も有機質肥料に比べて高いことから、肥料の与えすぎには注意しなければなりません。
肥料を与えすぎると、過剰になった成分の種類によって特徴的な過剰障害が発生することがありますし、場合によっては肥料焼けを起こすこともあります。
土に不足している成分をしっかり把握して、肥料の与えすぎに十分注意したいものです。

2010年03月22日

生ごみを肥料として使う方法

土作り・肥料やり面倒くさいこと抜きでおいしい野菜が簡単にできた!


ホームセンターなどに行けば色々な堆肥を買うことができます。
しかし、肥料をやる家庭菜園や花壇の広さにもよりますが、それなりに量も必要ですし、何回かに分けて使用していると1回の購入費はそれほどではなくても、年間でみると結構費用がかかっているように思います。
一方、毎日出る生ゴミを堆肥にするという方法もあります。
これなら経費が安くなるだけでなく、環境にも良いので一石二鳥というわけです。
そこで、生ごみを肥料として使う方法について調べてみました。
用意するものは、

・生ごみ
・発酵させるための堆肥材
・それらを入れる容器

これだけです。
この他に必要なものといえば、発酵を促進させるための発酵材くらいでしょうか。
堆肥材に関しては、庭土でもかまわないようですし、EM(菌)ボカシを用いると庭のない家庭でも簡単に堆肥が作れるということです。
EM(菌)ボカシを用いた生ごみ肥料の作り方を調べてみましたので、まとめてみます。

・まず水切りした新鮮な生ごみを容器に入れます。
当然ですがビニールやタバコは入れてはいけません。
卵の殻・貝殻はカルシウムになるので小さく砕いて入れます。

・その上にEM(菌)ボカシを均一に振りかけます。
これをよくかき混ぜ、空気を遮断するため、ビニール袋をごみの上にかぶせ、上から押してごみの中の空気を出します。

・容器に空気が入らないように、フタをしっかり閉めて日のあたらない場所へ置きます。

以上の作業を、生ゴミが出るたび、容器がいっぱいになるまで繰り返していくわけですが、発酵していくと液体が底に溜まってくるので、まめに取り除くようにします。
夏であれば1週間、冬なら2週間で発酵が完了するようです。
これで生ゴミ堆肥ができあがるというわけです。
最初のうちは発酵に失敗したりすることが原因で、うまく作れないこともあるようですが、その場合でも畑の何も栽培していない場所に埋めてしまえば、元々が有機物ですから、畑の微生物が分解して自然と肥料になってくれるということです。

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