花壇のデザインを考える上で大切なこと
花壇には色々な種類があります。
例えば、
・毛氈花壇(もうせんかだん)
背の低い植物を使って、じゅうたんを敷き詰めたようにいっぱいに植え込んでいきます。
・沈床花壇(ちんしょうかだん)
整形式庭園によく見られる、幾何学模様などでデザインされた花壇
などもありますが、庭の花壇としては、
・ボーダー花壇
・寄せ植え花壇
・模様花壇
などが適していて、作りやすい花壇です。
花壇の作り方として、
・花壇を庭のどのスペースに配置しようか?
・春にはどんな花を咲かせようか?
・どんな色の花壇にしようか?
などなど、デザインを考えることもひとつの楽しみといえます。
では、花壇のデザインを考える上で大切なことは何かということを考えてみると、自分がどのような花壇を作りたいか、をイメージするのが一番大切なことではないでしょうか。
自分の住環境をよく観察し、イメージしたものをイラストなどにして紙の上で表現していくとイメージが湧いてきますよね。
花壇の形を考えるには、基本となる円や三角、四角などの形を組み合わせていきます。
花壇をデザインするとき、曲線を多く使えばやわらかくなり、直線を多く使うえばしっかりとした雰囲気になります。
また、葉もので模様に縁を入れると全体が引き締まります。
ただし、あまり複雑なものはお勧めできません。
花の雰囲気を損なうからです。
この点にので注意しましょう。
家庭の花壇では、単純な模様にして、株の姿が乱れにくい植物を使い、線を描くように植えつけるのが良いと思います。
花壇に植える植物を選ぶ時の大切なポイントしては、植物の色や草丈はもちろん大切ですが、植物の開花期を考えることも大切です。
開花期が同じ時期の植物ばかりの花壇を作ると、開花が一時期に集中して、後は寂しい花壇になってしまいます。