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2009年12月 アーカイブ

2009年12月09日

梅の剪定について

土作り・肥料やり面倒くさいこと抜きでおいしい野菜が簡単にできた!


花も実も楽しめる梅ですが、上手に手入れしなければ、どちらも楽しむことができません。
梅の剪定には。

・新梢を出させるための花後の剪定
・日当たりや風通しをよくし、翌年の花を多くするための夏季剪定
・樹形の骨格を作り、無駄な枝を切る冬季剪定

季節ごとに目的別の剪定が必要です。
それぞれの剪定のポイントを簡単にまとめてみますと、

・花後の剪定では、一つの枝に葉芽を数個残すようにして、枝の1/3ほどを切ります。
・夏季剪定では花芽をつける枝に日光と風通しを確保するように、不要な枝を間引きます。
 このとき、枝は根元から切るようにします。
・冬季剪定はつぼみを見ながら、外芽の上で切ります。
 枝分かれして同年枝が多くでている場合、一本だけ残します。

ネットをいろいろ調べてみると、どうやら梅は花も実もと望むとうまくいかないことが多いようです。
ですから、どちらかに絞って剪定するのがよいようです。
例えば、実を目的とする場合は冬季剪定と夏の収穫後の剪定を行うよにするのがよいということです。
冬季は、新梢の3分の1程度を剪定し、来夏に枝をたくさん出させるようにします。
夏季剪定は、実の収穫後7月下旬から8月上旬にかけて行います。
夏季剪定では、余分な枝を落とし、花芽に日光を当てるのが目的となります。
花を観賞するのであれば、剪定は主に花後に行います。
この場合の剪定は、徒長枝や弱い枝は根元から切り落とし、込み合っている部分も間引くように根元から切ります。
余計な枝を切り終わったら、枝の先から1/3から1/2くらいを切り詰めます。
切る時は外芽(外に伸びていく芽)の上で切るのがポイントです。
花・実、どちらで楽しむにしても、目的に合った正しい剪定方法で梅を育てなければならないということです。

2009年12月22日

樹木を美しくするための剪定

土作り・肥料やり面倒くさいこと抜きでおいしい野菜が簡単にできた!


樹木は観賞が主な目的ですから、樹木を美しく保つには剪定作業が欠かせません。
剪定作業は大別すると

・冬期剪定
・夏期剪定

に作業分けできます。
樹木の剪定には、強度の剪定と軽度の剪定があり、樹木への負担や生育への影響が最も少ない休眠中の期間に、落葉樹や耐寒性のある常緑針葉樹の樹形の基本的骨格づくりを目的とした整枝剪定を行います。
春になり、寒さが弱まり新芽が伸び始める頃から、成葉枝になる初夏の頃までに春季剪定を行います。
松にかんしていえば、この頃「みどりつみ」と呼ばれる重要な作業があります。
そして暖かくなって気温の上昇とともに萌芽し伸長した新芽から枝葉の生長がおさまる頃、6月~7月頃に夏季剪定を行います。
この時期は込みすぎた枝や、樹幹の乱れを整え、姿を整えるとともに通気性、日当たりも良くします。
秋は樹木の生長が低下したり休眠に入る時期なので、樹体を傷つけることは好ましくないようですが、一般家庭では新年を迎えるための準備として、10月~12月頃にかけて庭内樹木の剪定を行うことが多くあるようです。
また、翌年新芽が出て繁茂するまで期間が長いので、観賞や管理のためにも行うことが多いようです。
これは夏季剪定でも行った、余分な枝を切り落とすことで日当たりを良くし、生育を促進させる効果もあります。
これらの作業を、その樹木にあった時期に行う必要があります。
たとえば、落葉樹の剪定は葉が落ちてから3月までの間に行います。
樹木に合わせた時期、方法で剪定し、美しい植木を作り上げるようにしましょう。

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